債務整理は「病気を治す」ということ

2017年2月5日

あなたは、「債務整理」について、
どんなイメージを持っていますか?

ポジティブなイメージ?
それとも、ネガティブなイメージ?

そのどちらでもない?

私が多重債務者だった当時は、
ネガでもポジティブでもありませんでした。

まあ、任意整理をする直前までは
債務整理をするという選択肢はなかった
ので、
「法律家に依頼して借金問題を解決すること」という、
その程度のものでした。

私のように冷静に見ている(どちらでもない派)方や
ポジティブに思っている方は別にいいのですが、
このページでは、ネガティブに思っている方について
お話したいと思っています。

多重債務を「病気に掛かった」と考えてみては?

病気に掛かれば、治療しますよね?
それは誰でもそうするはずですし、
そうするべきです。

病気になれば治療するのは当たり前

周りの家族や知人・友人だってそう勧めるはずです。

病気にかかっている大事な人が、治療も何もしないで
生活を続けるなんて、見たくないし、反対するし、
無理矢理でも治療させるでしょう。本人がそう望んでいなくてもです。

なぜか?それは、大事な人が苦しんでいる姿は
見たくないし、良い生活を送ってもらいたいからです。

病気なんて、放っておけば悪化する一方です。
今はまだ大丈夫かもしれませんが、この先、
生活に支障をきたしてくるでしょうし、
死をも招くかもしれません。

多重債務問題と病気は共通点が多い

多重債務問題も同じなのかもしれません。

状況を知っている家族や知人・友人は、
強く解決を促すのではないでしょうか?

このサイトで何度も言っていますが、
借金問題は、放っておけば、時間が
経過するほど、状況は悪くなります

ただでさえ生活が苦しいのに、今後、
より苦しくなるのは目に見えています。

素人が自分の力で解決するには、なってしまった以上、
それほど選択肢はないし、技術的にも難しいものがあります。
だからこそ、債務整理という選択肢がある。

病気に掛かれば治療するということとの
共通点が多いと思いませんか?

ですから、
債務整理は、「病気を治療する」
と考えてみてはいかがでしょうか?

良いイメージがなくとも、必要ならば、利用しなければ
ならない場合があるんじゃないかな、と言いたいのですね。

本人の意に反するかもしれませんが、後々のことを考えれば、
それが良い選択になると思います。周りの人間もそう望むはず。

確かに、債務整理をすれば、それなりの支障を
きたすことがあるかもしれません。

それだって
リハビリ期間と前向きに考える
のはどうでしょう?

生活習慣を変えるのは大変なことだとは思いますが、
それはご本人のため、ひいては、本人を大切に思って
くれている人のためなんだと思います。

病気は、治らないものもありますが、借金問題は、
解決できないものはないと断言できます。
それは、専門家が導いてくれるのですね。