借金返済の悩みは早い段階で解決した方が良い理由

2018年11月11日

借金の悩み解決は早得です

借金返済の悩みは、できるだけ早期に解決を図った方が良いです。これは、私の経験上学んでいることだし、客観的に見てもそういう結論になるはず。大丈夫だと思っているのは借金を抱えている当の本人だけってパターンだと思うのです。

これは病気と同じようなものです。癌なんて早期発見なら助かる場合が多いなんて聞きますが、それと一緒。多重債務問題も早期にちゃんと対策を取らなければ、どんどん悪い方に進行していってしまい、目が覚めた頃にはもう手遅れ、なんて。

借金は日々増え続けている現実

利息というものは、日々加算されていきます。つまり、黙っていても借金は増えるということ。
利息だけ支払っていくということも可能ですが、それでは借金は減りません。問題が解決されず問題に目を背けているだけ。同じことが翌月も翌々月も繰り返されます。

ただでさえ借金返済に追われているのです。そんな生活を続けていても、今は何とかなっているのかもしれませんが、絶対に破たんします。今まで以上に返済額を増やさないと、近い将来の破たんは確実です。

借金が増えすぎて焦る

でも、返済額を増やすなんてことはできないはずです。できるのならやっているはず。収入がポンっと大きく上がったりまとまった額の臨時収入でもない限り無理ですよね、実際問題。そんな偶然に賭けるなんて、私は馬鹿げていると思うんですよね。

あがけばあがくほど借金は増える

ひと山当てましょうか?どうやって?
皆さん働いていると思いますが、お金を稼ぐことがどれだけ大変かお分かりだと思います。

ギャンブルで稼いでみますか?・・・言葉がありません。昔の私と同じです。

私が任意整理を依頼する1年ぐらい前から、借金額は加速的に増えていきました。
慣れない競馬をしたり、返済が大変になって新しくカードを作ったりしたからです。
自分なりにあがいたんですが意に反して借金は増えていきました。

その前から任意整理を実行していれば、もっと減額できたはずだし、そもそも500万円まで借金は増えていなかったわけです。もう1年前にちゃんと対応していれば、自力で返済できたかもしれません。

後悔してもいまさらなのは言うまでもありませんが・・・悔やまれます。
皆さんにはそんな想いはしてほしくないのです。

解決の選択肢が段々少なくなっていく

違う視点で見てみましょう。

借金が増えれば増えるだけ、債務状況が悪くなればなるほど、多重債務脱出の選択肢はそれだけ減る、狭くなってきます。これも事実。

よくよく考えればわかることで、通常、ローンなどは自分の収入を返済に充てているわけです。この時点では何の問題もありません。
しかし、多重債務で返済が苦しくなってくると、自分の収入からの返済が難しくなってくるわけです。この時点で選択肢が一つ減りました。

そこで、借金一本化なんかを検討します。当然、新しい融資を受けなければならないので、審査に通ることが必要ですよね?これだって借金は少ない方が債権者が少ない方が審査通過しやすいでしょう。借金が増えれば、それだけ審査通過の可能性、ローン選定の選択肢は減ります。

借金一本化が無理なら、もう債務整理しかありません。これでまた選択肢が減ります。
債務整理でも、債務状況によって選択肢が限られていく場合があります。

このように、時が過ぎていけば借金額は増えていき、そうなれば、その分多重債務脱出の選択肢は狭まっていくのですね。
本当は、自分の収入の範囲で借金が返せていけば一番良いわけですが、
残念ながらそれが難しくなってきたら、すぐにでも対策は取るべきだと思うのです。

私がそうだったのですが、気が付いた頃には、もう債務整理しか選択肢がないということになってしまうのです(その意味では、まだ私は任意整理で多重債務脱出ができたわけで、恵まれているのかもしれませんが・・・)。