債務整理は家族・友人にバレない?

2018年11月11日

妻に内緒事がばれた

債務整理をするにあたっての懸念のひとつに、
「家族や恋人・友人・同僚にそのことが
バレないか、内緒でできるのか?」

ということがあるんだと思うんです。

これは、借金問題全般にいえると思うのですが、
ある種の「恥部」であり、恥部は自分以外のもの
に晒したくない、あるいは、怒られたくないとい
う心理が働くのだと思います。

私の場合、今となっては借金があったこと、
債務整理をしたことが家族も含めて他人にバレ
ることはそれほど気にしていませんが、当時
は結構抵抗がありましたね。

当時は一人暮らしをしていたので家族には知ら
れることはありませんでしたが、
同僚・友人等には内緒にしていました

で、債務整理って他人にバレないんでしょうか?
もちろん、自分から話すのは別問題ですよ?そう
ではなくて、自分の意思に反してバレないのか、
内緒で進めることは可能なのかということです。

債務整理は基本的には他人にバレない

結論から先に言いますが、
バレないと思います、
本人が成人で働いている人であれば。

まあ、未成年で働いていない人だったら、
基本的に債務整理はできませんが。

債務整理を実行すれば、債権者からの取り立てはなくなり
ますし、その他のやり取りも、債務者側の代理人
である法律事務所(弁護士、認定司法書士)を通し
て行われます。

というわけで、債権者側とは窓口が一本化され、
それも間接的です。本人は、法律事務所としか
通じません。

法律事務所には依頼者の守秘義務が
ありますし、依頼者の状況を考慮

して接してくれます。

会社(同僚)・友人には絶対にバレない

同僚・友人には、絶対に内緒でできます。

同僚

法律事務所が会社には連絡はしませんし、
友人にも話すわけがありません。
だって、そんな必要がありませんから。

そもそも論ですが、
借金で追われて取り立てに遭っている状態の方がバレやすいでしょう。

会社の本人宛に取り立ての電話が来る可能性は少な
いけどあり得ますし、電話を取るのは本人とは限りません。

勘の良い同僚だったら、
「コイツ、借金に追われているな・・・」と勘繰られ
る場合もあるでしょう。

債務整理が友人・同僚にバレる心配はないです。

家族・恋人にも基本的にはバレない

問題なのは。恋人、家族、特に配偶者ですよね。
より関係性が近いですから。

まず、恋人ですが、友人に近いといえるでしょう。
本人が話さなければ、管理をしっかりしておけばば
れません。これは、同居人でも親や子供にもいえます。

書類の郵送等あれば、差出人欄も配慮はしてくれます。
今どきの法律事務所は、家族に内緒で債務整理が可能
と謳っていますし、謳っていなくてもその辺は大丈夫、
内緒でできます。

一番懸念されるのは、配偶者ですよね。同居人であり、
関係性が非常に近い。近いからこそ、内緒にしたいと
いう心理もあり得ます。

ただ、法律事務所とのやり取りは、配慮されていますので、
そこからはバレることはないでしょう。もちろん、内緒の
ための管理はしっかりする必要がありますけど。

いずれにせよですね、債務整理に強い法律事務所であれば、
その辺の依頼人の心理や懸念事項についての対応ノウハウ
も備わっていますので、まずは相談されてみると良いと思います。

家族

問題は法律事務所ではなく・・・

問題は、本人の振舞いではないでしょうか?

こうなってくると、債務整理はバレるかということと
ちょっとズレますが、自由に使えるお金がある程度ある
ということが前提ですけど(最低でも返済分は)、
配偶者でも基本的には大丈夫でしょう。

もちろん、近い関係ほどバレたくない反面、バレる
前に正直に話してしまった方が良いというのもあります。

内緒にしておくことはそれはそれでストレスも溜まる。
人によってはバレることを許さない場合もあるでしょうけど。

多重債務のままの方が回りに知られる可能性ははるかに高い

前にもちょっと触れていますが、
債務整理をしてしまった方が、他人にはバレないです。

法律事務所は、最大限配慮してくれますから。
家族に多重債務を内緒にしておきたいなら、債務整理を
してしまった方が賢いと思います。

何せ、債権者は複数。ある程度はプライバシーにも配慮し
てくれますが、それは限界がありますし、その限界は結構
低かったりします。

返済溜まっているなら尚更ですよ。返済が滞ると、
場合によっては裁判沙汰にになります。もちろん、
債務者本人が望まなくとも。

返済が滞ってからの裁判所からの支払督促状の通知は、
そんなのお構いなしですし、給料の差し止めの可能性も
あります。会社に知れ渡りますよ。

もちろん、そうなる前に何とかすればいいのですが。
そうなると、もうどうしようもできなくなっている、
ってこともありえます。