最後のカードローン審査から。茫然自失の夜

2018年5月29日

これが最後・・・

本当に苦しかった任意整理直前期」からの続きになります。

新規でカードを申し込む

このの時考えていたことは、新規でカードを作ること。これでお危機的状況を乗り切ろうと考えていました。ここまで何度かこの方法で危機を乗り越えてきたのですが、さすがにそろそろヤバイとは思っていました。そろそろ自分の限界が来ていると。これまでは、たったの一度も審査には落ちたことはありませんでしたけどね。
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でも、今回はさすがにヤバいと感じていたんです。狙ったのは信販系の○ゾンです。何でここかは気分です。なんとなく。

今振り返るとですが、もし、ここでカード審査通っていたら、当然もっとひどい状況になっていたはず。ちょっと「延命」に成功しただけで、破滅が訪れることは必然でした。任意整理では済まなかったんじゃないかなと思っています。

審査結果が延期になり

○ゾンの審査結果は3日4日で出るということでしたが、まだ結果は出ていませんでした。数日延期になっていました。

もうこの時点で心臓がキリキリしてきました。結果はもう1月が終わる頃、金曜日だったことを覚えています。仕事が終わって夜、家に着いてポストを覗くと、審査結果が届いていました。その場で破いて中身を見てみると・・・

審査は落ちました。覚悟はしていたことですが、厳しい現実でした。

茫然自失で「楽になりたいな・・・」

ここから自分の部屋に辿り着くまでの記憶がなかったのを覚えています。記憶がなかったのを覚えているというのはヘンな言い方ですが、気がついたら電気も点けずに寝転がっていたんです。そのあと「あ・・・」という瞬間を覚えているんですね。

それから暫く、色々考えました。

故郷にいる両親のこと、妹のこと、友人や同僚のこと。そして、自分の将来のこと。これまで借金問題で辛かった2年間ぐらい。情けないやら何やらで泣いていました。

「もう疲れちゃったな・・・楽になりたいな・・・」

そう考えていたこともはっきり覚えています。

まっぱのまま部屋に戻り電気を点けて暖房を入れとりあえずテレビを点けました。何の番組かは覚えていませんが、ボーっとテレビを見つめながら「どうしようか・・・」と思案していました。

寝たらちょっと冷静になった

そしてそのまま眠ってしまったんですね。どのくらい寝ていたのかよくはわかりません。真っ暗ですが、月が指して半分開いているカーテンの間から部屋の一部を明るくしています。

月夜の夜

数時間と言うところでしょうか。真冬だったのでね、寒さと尿意で目を覚ましました。そのままトイレとシャワーを浴びて、「風引いちゃったかな・・・」なんて思いながら、ちょっとだけ冷静を取り戻していたんですね。

ある意味開き直れたというか、これまで暫く続いていた「テンパった」思考が、解決に向けて前向きな思考になったんだと思います。