私が借金500万円を抱えた経緯-前編
管理人は、なぜ500万円もの借金を背負ってしまったのか?親の借金を背負わなければならなかったとか、騙されて保証人になってしまったとか、そういうことではありません。完全に私個人のっ不摂生からです。多重債務者になるもっとも多い理由、「収入以上の金遣い」ということです。
なにせ、学生に頃からキャッシングを利用していましたからね。
大学生の頃から借金
私が通っていた大学のすぐ近くに「学生ローン」なるものが数店ありました。結構、カンタンに貸してくれたんですよ。私は付属校上がりの学生で、高校からの友人もたくさん同じ大学に通っていました。 で、どこどこの学生ローンから借りたなんて話を聞くと、興味を持って話を聞いていたりしていたんです。
そこで、お金が足りなくなって学生ローンへ。 確か限度額は30万円だったと思いますが、3,4ヶ月で限度額行ってしまいました(苦笑)。
ちゃんと利息さえ納めていればOKという、まったく無知な当時の自分には夢(?)のようなシステムだったため、それに甘えて元本が殆ど減っていかない借金生活でした。
関係ない時でも出入りしていて、おばさんもそれを許してくれていました。
友人と一緒に弁当食べに行ったり、お茶飲みに行ったり、おばさんが買い物に出ている間に店番したり・・・自分が進みたい道があったため、通常の就職活動も消極的だった私を心配してくれたり・・・ずいぶんとアットホームな貸金業者だったわけですが、おばさんを困らせないよう、嫌われないように、最低限利息だけはしっかり支払っていました。
卒業と同時に学生ローンの借金は断ち切る
そんな関係が卒業近くまでの約2年強続き、卒業まであと数ヶ月というところで、15万程度残っていた債務を一括返済しました。おばさんとの交流は、卒業とほぼ同時に終わった形になりましたが、とにかく、学生の時点でショッピングローンとキャッシングローンを抱えていました。で、卒業の時点でキャッシングローンはなくなり、○井の20万程度の借金ありました。
社会人になって借金がかさむ
で、2年くらいは持ち歩いていたわけではなく、机の奥底に眠っていたんですね。卒業して暫くは自宅だったこと、新人でもそこそこの給料がもらえた時代だったこと、丸井の枠が増えたこと、新しく作った銀行の口座カードにキャッシング機能が付いていたこともあり(枠は30万円。今でも維持しているカードです)、それ以外では新規のカードは作っていませんでした。
偶然見つけたキャッシュディスペンサー利用をきっかけに・・・
そんなこんなである日、キャッシングもできるカードと知って持ち歩いていました。で、給料日が数日後に迫っていたある土曜日だったと思います。なぜか、どうしてもカーステレオをグレードアップしたくなり、キャッシングのカードことを思い出しました。
多重債務者の方はこの気持ちわかって頂けると思いますが、限度額の分がすべて自分の貯金と勘違いしてしまうんです。これ、キャッシングディスペンサーの恐ろしさだと思うんですが、銀行口座残高から引き出しているって錯覚してしまうんです。
この頃(26~7歳)になると、キャッシングで、約80万円、ショッピング10万円(○井のみ)車のローンで150万円ぐらいあったと思います。
実家でしたのでこの程度でしたら返済はできました。この時、目が覚めればよかったんですよね。車のローンはともかく、キャッシングは完済までに1年半もあれば十分だったでしょう。まだそういう状態だと認識できていませんでした。今思えば、私に人生でここはひとつの分岐点だったかもしれません。
「とうとう借金500万円。」へ続く